lsasa’s blog

乳がん治療メモ 情報としてお役に立てれば

乳がん治療日記 手術前日

手術前日から入院

CTをとる

乳輪近くに麻酔を打って、その後に薬を入れる

三時間後に検査に行く

 

この乳輪近くに麻酔というのがすごく痛い

強い静電気のようなものがビリッと走る

その後すぐに痛くはなくなる

注射を打つ人も、最初の一瞬が一番痛いと言っていた

 

検査が終わると、先生の検査とがんの位置のしるし、どちら側かの間違い予防のため、手の甲にもしるし

また、手術に関しての同意書内容作成およびサインをする

 

明日、よろしくお願いしますと挨拶をし終了

 

病院の食事はまあまあ良かったかな

薄味が好きなので、おいしく食べられた

 

しかし、汁物がないときがあったので

食事制限がないということもあり、以前にも記載したがインスタント味噌汁を食べた

 

病室は大部屋を希望したが

人が多いということで、個室になってしまった

部屋が空いたら大部屋になるということだったけれど、結局退院するまで個室のままだった

ブログなどで同室の人とお話ししたというのを見ていたので、同じようにお話できるかと思って楽しみにしていたけれど、願いかなわず

 

個室は便利だった、ということにしておく

 

乳がん治療日記 入院時に持って行ったもの

入院するときに何がいるのか分からなかったので、いろいろ持って行った

 

お薬手帳

下着

タオル

カップ付きキャミ

シャンプー(髪が短いし面倒なのでコンディショナー無し)

石鹸

ボディスポンジ

スキンケア用品

 

クリアファイル

コンビニなどへ行くとき簡単に羽織れるもの

(シャツワンピみたいなものであればパジャマ・チューブ隠しになるかなと)

 

術後、下着はショーツのみ

1日に4回(だったと思う)傷口を見に来てくれるし、退院するまでチューブがつながったままなのでブラは手術前までのみ着用

パジャマは病院の貸し出しで1日200円以内だというから、それにした

自分のパジャマを持って行ってたら少し大変だったかもしれない

というのも、術後もチューブがつながったままで、(チューブの先には袋状のものがあり、血液などがたまるようになっている)病院のパジャマはそのチューブをひっかけて結ぶ

もし自分のパジャマだったら脱ぎ着もチューブの維持もどうするのか、大変だったかもしれない 

 

術後はナイトブラの締め付けがあまりないものでOKと言われたが、帰りはカップ付きキャミを着て帰った

キャミは足から上にあげて着た

 

タオルはたくさん持って行ったが、術後尿管が取れたらすぐ動けるし洗濯機と乾燥機を利用できたので、そんなに持って行かなくても大丈夫だった

 

マグカップは保温性のあるものをと思って、ステンレスボトルを持って行ったが、その病院にある給茶機にまっすぐ入らないので、マグカップに変更した

ステンレスマグなら給茶機にセットできてよかったかも

 

持って行った中でも、優秀だったものをあげておく

 

携帯を固定できるもの ス〇コで500円

(実際はウイッグ置き場になった ハンガータイプのウィッグスタンドなどは持っていなかったので)

着脱しやすい靴(クロックスは滑りやすいのでお勧めではないと言われた……)

インスタント味噌汁(病院食のメニューないが食事制限はなかったので)

マグカップ

長いストロー(術後)

延長コード(リハビリ運動のDVD観るときに使用した)

スマホ立て (セ〇ア)

バスタオルをかけられるハンガー(ダ〇ソー)

のど飴(気道確保の機器が入っていたので喉が痛くなった)

マスク

小さいバッグ

ストラップつきセキュリティカード入れ(病院の出入りに便利だった)

スティックコーヒー(コンビニに行くためだけの着替えが面倒くさかった)

マドラー(使い捨て)

食器洗いスポンジ

食器用洗剤

暇つぶしのためのDVDや(事前にダウンロードした)動画、日記帳?

イヤホン

 

持って行ってなかったけれど、あったら良かったなぁと思ったもの

ステンレスマグ

加湿器(ダメかも?)

乳がん治療日記 EC治療 全4回 副作用

ここから3ヶ月、行う治療は、前回の分より副作用がきついと聞いてる

毎回、治療前に採血検査をおこなう

エピルビシンという薬は赤い色の液体、管に流れてくる赤い薬をみて暇つぶしをする

 

治療後すぐに家に帰るが、16時頃から気持ち悪くなり始める

そして、18時には寝こんでしまい、24時までかなりの吐き気がある

大体、診察が12時ごろ終わり、薬投与(直前に経口薬をのむ)が13:30ごろからで2時間ぐらい 

 

帰宅時には調剤薬局で『1日1回の吐き気止め』と『頓服薬』をもらう

絶対に薬は忘れず飲んだ方がいい

どれかを忘れると、うならないではいられないほど気分が悪くなってしまった

 

さらに私は同時に飲んではいけないと勝手に思い込んでいたが、そうではないと2回目投与の前に知った

もしかしたら、初日でも気分が悪くなり始めたときに飲んでおけば、そこまで気分が悪くならなかったのかもしれない

薬を飲んでいいタイミングは、思い込みではなくちゃんと聞くことが望ましい(当たり前) 

 

全4回の治療で、最初の1回以外は同時に飲んでいいと聞いていたのに、どちらかの吐き気止めを飲むのを忘れてしまい、結構つらかった

全4回ともに同時に吐き気止めをのむことを忘れていた

 

副作用で一番きつかったのが、副作用止めの副作用で便秘になること

水分をとらなくてはいけないのに、水をまずく感じてしまう

お茶もまずい

飲み物として飲めたものは、トマトジュース、オレンジジュース、炭酸系

甘いので、さっぱりしたものを飲みたいがまずく感じるので、ミネラルウォーターにレモン汁を大量に入れると飲めた

ただし、それが原因か薬の副作用か両方が原因なのか、胃があれた

 

食事はしたいとあまり思わないので、梅干しを細かくして入れたおかゆをほんの少しずつ食べる

1食分を3回に分けて食べるが、食べるとすぐに胸やけする

 

治療2・3日後には、他のもの、野菜・果物・肉が食べたくなる

いつもはよく食べるパスタやパンはあまり食べたくない

 

そこで、ミネストローネを作って食べる

トマトはジュースでもスープでも少しの酸っぱさがあるからか、おいしく感じる

 

食事量が多くないのに、いろいろなものが食べたくなる

テレビで食事風景を見ると、それを食べたい衝動に駆られる

しかし、いざ食べてみると想像しているよりもおいしくないのであまり食べられない、という繰り返し

 

粘膜という粘膜をやられるので、口内炎もできた

胃が痛くなってくるので胃薬をもらったが、前に記載した大量のレモン汁もよくなかったのか

鼻がやはりおかしく、液体が出ており血のように固まっている

 

もう本当にこの治療は2度としたくない

便秘もつらいけれど、水やお茶がまずく感じるのはかなりつらかった

水分を多くとった方がいいということで、ジュースばかりではなく水を飲んだが、まずい、本当にまずい

なので、一度に大量の水を飲んでしまおうとしたが、すぐに気分が悪くなったので、こまめな水分を取ることが必要なんだと思った

 

4回目の治療前に採血検査の結果で、白血球の数(好中球数)が少ないとのことで翌週に持ち越し

嫌なことはさっさと済ませたいのに延長になる

風邪など病気にならないように気を付けていても、結局自分ではどうにもできないことでひっかかってしまう

乳がん治療日記 ウイッグのかぶり方での注意点

髪がなくなって、ウイッグをかぶることになれたけれど、’かぶってます’ 感があって、気になる

 

3つあるうちの帽子専用の髪付き帽子と人工毛100%のウイッグはあまり気にならないのだけれど、仕事で使う予定の人毛MIXが、なにかおかしい

 

前髪を長くしてあるので、真ん中で分けているのだけれど、頭が、特に頭頂部辺りが不自然に大きくなっている

 

ウィッグの前髪がおかしいのかと、ウイッグ購入店にカット予約をして行った

どうやら、かぶり方が悪かったらしい

私は、生え際が隠れるようにウイッグを重ねていたけれど、そうではなく、生え際を少しネットから出すようにかぶるのだという

そうすることで、風が吹いて前髪が上がっても、本来の生え際が出るので、不自然じゃないという

逆に生え際を出さないでネットなどで隠してしまうと、風が吹いて前髪が上がって見えるため不自然に見えるのだ

 

もう1つ、ウィッグには頭の大きさに合わせて調整できるフックがついているのだが、私はきつく設定していたらしくフックが引っ張られていたとのこと

少し緩めてくれた

 

あまり気にしなかったけれど、髪の毛がなくなってからウイッグを本格的にかぶる際にも1度購入店に行った方がいいと思った

あまり不自然にならずにかぶることができたから

 

ということで、ウイッグをかぶるときの注意点として

 

  1. 深くかぶらず、生え際を少し出す
  2. 頭の調整ができるとしてもきつくしない

 

ということを教えてもらった

これは私のウイッグについての話なので、全部に当てはまるかどうかはわからない

参考になればと思う

乳がん治療日記 パクリタキセル 症状まとめ

パクリタキセルの副作用 私に起こったこと

 

爪の変色および痛み

鼻の中のかさぶた

頭や顔にできもの

脱毛

においに敏感になる

下痢

 

副作用としてこれぐらいで済んだ

爪は特に右の親指がひどく変色していた

治療中、毎回手足を冷やしていたが、おそらく右手で飲み物を取ったり、食べ物を食べたりで、右手を使っていたからだと思う

それ以外は冷やしていたけれど、持続的に冷やさないとだめなのかと

あと、アイスノンで挟むうえで、どうしても隙間ができやすい箇所があったのでそこも変色がひどかった

 

鼻の中のかさぶたは気になるというより、鼻が詰まってくるので取り除いては固まって鼻が詰まってくるという繰り返しだった

 

頭や顔にできものが半端なくあったが、かなり目立つにもかかわらず、結構たってから先生へ相談した

頭にはローション、顔には軟膏の薬をお願いした

 

脱毛は治療して3週間後ぐらいから

髪が多いので、途中、かなり抜けてもあまり変化がなかったように見えた

それでもだんだんとなくなってくると、今度は早く全部抜けてほしいと思うようになる

髪が少し残った状態のときに、残った髪を切ろうと思ったが、あまり短くすると抜けたときの掃除が大変だからということで、ある程度の長さを残し、自分で切った

 

においに敏感になるということでそうなったのか分からないが、治療の最初の薬を投与してもらうときに薬のにおいがする

 

コーヒーを飲むと下痢になる。100%なる。お腹が痛くなる

食べても下痢になる。一度に食べる量を少なくするとマシ。ちょこちょこ食べる

歯に悪そうだけど、仕方ない

 

大体こんな感じ

乳がん治療日記 手術前の状況

抗がん剤が終わり、分子標的薬のみの治療となる

分子標的薬のみなので、副作用はかなり軽くなる

副作用は、下痢、鼻の奥のかさぶた、熱っぽさだけ

 

まだ、関節の痛み、指先の爪部分がめくれやすい、爪の変色、手の乾燥、生理がない、という状態が続く

 

パクリタキセルの治療中に言われていた、指先のしびれはアドバイス通り、冷やすことで回避できた

 

パクリタキセルやEC治療は終わったため、分子標的薬での治療をしつつ手術を行う

分子標的薬は三週間に一度なので、薬投与後の二週目あたりから手術を行うことになる

 

以前の手術についてのお話では、手術で全摘の予定だった

手術内容は全摘手術時に人工物を入れて、その後、徐々に人工物に液を入れて膨らませて

半年以上たってからインプラントを入れるというものだった

 

しかし、2019年4月ごろから、胸に入れるインプラントの発がん性で問題(?)になり

8月ごろから病院での使用が一切禁止になった

 

上記の理由により、インプラントを入れることができないため

手術中の検査によるが温存 or 全摘のみの選択しで、希望していたインプラントを入れることができなくなった

発がん性を指摘されたインプラントは、しずく型と言って重力に影響を受ける形状で胸の形が自然になるものだが、それを禁止された今では、お椀型の人工物しか入れられないとのこと

 

手術の希望として、以前は全摘希望だったけれど、今は温存を望むが、検査の結果次第で全摘、乳頭乳輪を残せるなら残すという方針にした

 

手術で切り取ったがんを手術中に検査するのだというが、がんの周りを少しずつ取って検査をするのだという

手術でがん部分を取り除き、その周りもとる

その周りのものを検査し、がん細胞がなければそのまま手術は終わるが

もしがん細胞があれば、さらに周りをとる

また検査をし、がん細胞があれば、さらに周りをとる

次にもまたがん細胞があれば、全摘をする、ということになる

 

また、手術中の検査とは別で

取り除いたがん部分をスライスして詳しく調べるのだという

検査の結果が悪ければ、後日再手術を行う可能性もあるとのこと

 

手術日の十日前に、麻酔科の先生からのお話を聞く

 

麻酔の際は呼吸のための気道を確保するため金属を口の中へ入れる(のど)

金属や管があり、それが歯にあたって歯が欠ける可能性があるとのこと

不安であれば歯科でマウスピースを用意したらよいといわれたが

もう間に合わないので、歯が無事なように祈るだけになった

 

また、上記の機器をのどにいれることにより、風邪をひいたかのようなのどの痛みがあるとのこと

(実際には、一時的にではあるが、ひどく咳が出て、声もかわってしまったほどだった)

手術前の治療日、いつものように診察をしてもらってから、手術前の準備として

超音波で調べつつ、胸にマジックでしるしを入れることになった

手術までになるべく消さないようにとのこと

マジックが消えないように防水のシールを貼ってもらった

 

今度は消さないように気を付けた

乳がん治療日記 パクリタキセル 用意してよかったもの

パクリタキセル 用意してよかったもの *まとめ*

 

パクリタキセルを使用すると、末端がしびれる場合があるが、そのような症状を抑制するためのアイスグローブというものがあるらしい

 

私が通っている病院にはないとのことで、下記のものを用意した

  • 長時間冷たいというアイスノン*4つ
  • タオル*2枚
  • 凍らせてもかたくならないソフトタイプの氷枕*2つ
  • クーラーバッグ*2つ
  • 着圧ソックス(S~M)
  • 医療用のゴム手袋(XS 250枚入)
  • クッションのあるシート(折りたためるレジャー用)

大きさを選べるものはすべて、小さめを購入

上記で購入した手袋の締め付けがゆるいので追加したもの

  • テーピング
  • はさみ

  

クーラーバッグの中にタオルを巻いたアイスノンを2つ入れ、その間にソフトタイプの氷枕を入れる。

ペットボトルをクーラーバッグのわきに入れる

予備として

  • ペットボトルのお茶(500ミリリットル)*2本

を凍らせて、クーラーバッグに入れた

もし、冷たさがなくなってしまっては意味がないし、しびれは結構長く残る場合もあると聞いたので、持っていけるものは持っていった

 

別の袋に

レジャーシートとタオル、着圧ソックス、ウェットティッシュを入れる

 

初日は上記のものとさらに1.5リットルのペットボトルに水道水を入れ、凍らせて持って行った

帰りにはペットボトルの水を捨てていけばいいかなと思ったので、飲む予定のペットボトル以外は水道水に切り替えて凍らせた

 

さすがに重いので、大きめのキャリーバッグで運ぶ

 

中身が中身なので持ち上げなければいけないところは重かったけれど、キャリーバッグのおかげでラクチン

ただ、家の冷蔵庫自体が小さいため、冷凍庫はアイスノンでいっぱいになり、冷凍の上にある引き出し部分だけが通常に利用可能だった

 

上記の努力があったからか、今、爪が浮いているのは右手親指のみで、他の指は少し赤く変色しているところがあるが、浮いていない

ただ、爪を使って缶を開ける、ティッシュの箱やお菓子の箱を捨てる際、たたむためのミシン目を爪で押す、などを行う際に左右の親指人差し指は痛い

 

以上、重かったけれど用意しておいてよかったなぁと思ったものたち、でした